むずむず脚症候群覚書

【参考 A11神経核】
延髄から中脳にかけて、多くの『脳内ホルモン』と呼ばれる神経伝達物質を作り出す神経集団があり、これらの『脳内ホルモン』は無髄神経系で脳や背髄に運ばれている。
『脳内ホルモン』はそれぞれの役割があり、『ドーパミン』、『アドレナリン』、
『ノルアドレナリン』、『セロトニン』などがあり、感情や食欲、性欲、睡眠欲、自律神経、下垂体ホ ルモンなどをコントロールしている。
延髄から中脳にかけての神経細胞集団は分泌する神経伝達物質により、
A群、B群、C群にグループ分類されている。
A群は、A1~A7で『ノルアドレナリン』を分泌、A8~A16では『ドーパミン』を分泌、C群は、C1~C3で『アドレナリン』を分泌、B群は、 B1~B9で『セロトニン』を分泌し、『セロトニン』がA群やC群のホルモンの分泌を抑制している。
この中で、『A6神経核』は青斑核と呼ばれ、『怒りの中枢』である一方、『A10神経核』は人間だけが持っている快感や幸福感と関係しており、『恋は盲目 なり』に関与する。
『A8神経核』および『A9神経核』の障害が、パーキンソン病に関連している黒質線状体を形成する神経細胞である。
『A11神経核』は、神経突起を視床下部や背髄にまで伸ばしており、脊髄視床路とよばれ、『ドーパミン』を神経伝達物質として末梢と中枢の情報処理に関与 してい る細胞集団であると考えられている。
従って、『A11細胞』野神経突起での『ドーパミン』が障害されると、下肢の不快感をコントロールできず、むずむず感が感知されることが推測されている。

【参考 三大神経伝達物質ドーパミン・ノル アドレナリン・セロトニン】

『ドーパミン』
快感を伝達します。快感を求めて行動を起こす時の原動力となります。意欲を高めてくれますが、暴走すると際限なく満足できない状態になり、依存症を引き起 こす原因のひとつといわれています。
『ノルアドレナリン』
警告ホルモン。脳内の危機管理センターの役割をします。危険を察知し、精神を戦闘状態にさせます。
暴走し、ストレスに過剰に反応すると不安神経症やパニック障害を引き起こすといわれています。
『セロトニン』
ノルアドレナリンやドーパミンの暴走を抑え、心のバランスを整える作用のある物質です。セロトニンが不足すると精神のバランスが崩れて、うつ病などを発症 しやすくなるといわれています。